
INTERVIEW社員インタビュー
車両の価値を高め、
販売促進につながる一手を
自社ヤードから打っていく。
2013年度入社 / 車両管理
前職:アミューズメント
H.S.
Profile
2013年入社。バイヤーとして自動車の仕入れを担当した後、仕事への責任感ある姿勢が評価され2019年にヤード担当者として車両管理課に異動。それまで非効率だった車両や鍵の管理業務にシステム等を導入して次々に改革し、現場作業を効率化させてきた。

Q1.現在の仕事内容を教えてください。
オークションで仕入れた車が輸出されていく、
日本と世界との中継地点。
オークション会場などで仕入れた車両は日本各地にある一時保管場所(私たちは総称して“ヤード”と呼んでいます)に集められ、その後世界各国に輸出されていきます。この輸出前の商品車両を直接管理するのが私たちヤードチームの仕事です。管理主体や地域によりできる仕事の範囲は異なるのですが、私は自社での管理・運営を行ういわゆる「自社ヤード」の責任者を任されています。
自社運営のエリアのため、日本中にあるヤードのなかでも最も自由に、かつ広い範囲での業務対応を行うことができます。主な業務の内容は、車両の出入庫管理や自社のECサイトに掲載する写真の撮影、営業担当者やお客様からのリクエスト対応、タイヤ交換やオイル交換などの修理、洗車など多岐にわたります。
Q2.入社のきっかけや入社後の印象を教えてください。
バイヤーとして入社し、自社ヤードの責任者へ。
今はチームで働く楽しさを実感。
あるテレビ番組でオークション会場の様子が紹介されており、バイヤーが手に持ったボタンを押して車の買い付けをする様子を見て「あのボタンを押してみたい!」という衝動に駆られたのがきっかけです。バイヤーとして入社し、5、6年間は実際にボタンを押して買い付けを担当しました。オークションの仕組みや各会場の特徴も知ることができ、非常に刺激的な経験ができましたね。その後、自社で入札会を開催することになった際に、バイヤーとしての経験や知識を活かして車両状態をチェックする担当者になってほしいと言われ、現在のヤードチームに異動することになりました。自社ヤードでは常時3000台程度の商品車両を保管しており、これをスムーズに管理するにはチーム力が欠かせません。買う側から管理する側へと仕事の性質が大きく変わりましたが、今はチームワーク抜群の職場環境を楽しんでいます。

Q3.これまで苦労したエピソードを教えてください。
非効率な業務に試行錯誤を重ね、
自社アプリで一気に効率化。
自社ヤードでは常時3000台近くの商品車両を管理しています。この車両の位置情報は社内システム上で管理されているのですが、以前は車両の移動後に位置情報をメモして事務所に戻ってシステム上に反映させるなど、とにかく事務作業に時間がかかっていました。そこでどうにかこの作業を効率化したいと考え、自分でオンラインツールを活用するなどして試行錯誤していました。そんななか、社内のシステム部門に自分のアイデアを伝えてみたところ、驚くほどすんなりと提案が通り、私のアイデアが会社独自のアプリケーションとして実現しました。今は車両の移動後の情報や撮影した写真はその場でアプリから登録、更新できるようになり、事務作業の時間は大幅に削減されています。思い描いたものが形になり、仕事が劇的に効率化される面白さを実感しました。

Q4.エスビーティーで働く魅力はなんですか?
自らのアイデアが実現する喜びが
挑戦を続けるモチベーションに。
前職では決められたことをこなすだけの仕事でしたが、エスビーティーに入社してからは、自分のアイデアや提案が実現する喜びを感じています。車両の配置や鍵の管理方法なども、改善策を検討しその都度解消に向けてチャレンジしてきました。成功するものもあればうまくいかないものもありますが、「とにかくやってみよう」という前向きな気持ちで仕事に臨むことができるので毎日が楽しいです。
また、車両がバハマやタンザニアなど、日本から遠い国々に輸出されていることを実感できる瞬間もモチベーションが高まりますね。インターネットなどで、輸出先の国々で日本の中古車が走っている映像が流れると、「あの車だ!」と世界とのつながりを感じられてうれしくなります。
Q5.これから成し遂げたいことはなんですか?
スタッフのスキルを最大限活かして、
車両の価値を高めていきたい。
まだ構想段階ではありますが、仕入れ段階で修理が必要な車両でも、ヤードのスタッフが修理対応することで、車両本体にかける費用を抑えながら車両の価値を高められないかと考えています。そうすれば、購入台数や購入できる商品の幅を拡げられ、販売促進にもつながると思うんです。
ヤードには、整備士資格を保有するスタッフや前職で鈑金塗装を経験したスタッフなど、経験値の高い人材がたくさん在籍しています。そのスキルをぜひ活かしていきたいですね。バイヤーとも連携を取り、車両の販売促進につながる次の一手を自社ヤードから打ち出したいと思っています。